みやびの猫と建物ときどき日記

愛媛県に住む二級建築士兼インテリアコーディネーター、そしてヘリテージマネージャー(歴史的建造物保全活用資格者)です。気になった建物、好きなインテリア、趣味(箏と読書)、そしてうちの5匹の猫たちをご覧いただけたらと思います。

ダイヤモンド社がパナソニック社の床の剥がれを掲載しました

パナソニックの床の剥がれを、ダイヤモンド社がオンライン記事で取り上げてくれました。私も建築士として情報提供しています。 diamond.jp 途中から有料会員限定の記事になってしまいます。実際に被害にあわれてパナソニックと裁判で争っているかたのお話が…

パナソニックの床が剥がれたかたへ

パナソニックの床「オーマイティーフロア」の剥がれへのコメントが増えています。 ただ、パナソニックの反応は「経年変化」や「使い方が悪い」です。そして、修理費の見積書を送ってきます。いくら抗議しようとも受け付けず、泣き寝入りをするのを待っていま…

パナソニックの床の不具合 対応年数の違い

パナソニックの床材「オーマイティーフロア」の不具合(表面の剥がれ)について、人によって、2年、10年、15年を過ぎたから対応しない・あるいは対応すると、言うことが違っています。 上記のかたに対しては、床材の保証期間は2年で、14年を過ぎたから対応し…

愛媛県 久万高原町の橋

最近、ちょっと橋が好きです。あんまり新しいのには萌えなくて、大正時代、昭和の時代のが好きです。 (久万高原町 落合橋 コンクリート橋) (久万高原町 久万川橋 昭和42年 アーチ橋) (久万高原町 コンクリート アーチ橋) (久万高原町 通行禁止の吊り…

オーマイティーフロアの表面がめくれたかたへ

そんなに更新をしていないブログなのに、アクセスが増えています。 思うに、その多くはパナソニックの床、オーマイティーフロアの関連のかたではないでしょうか? 被害にあわれているかたが、被害の様子、P社の対応をブログにアップされました。同じ事例で悩…

パナソニックのフローリング不具合への対応

私が過去に書いたひとつの記事があります。それは、パナソニック社のフローリング「オーマイティーフロア」の不具合発生と、それを補修してもらったというものでした。 miyabinoie.hatenablog.com その後、同じような不具合が発生したというかたが何人も私の…

日本一美しいコンクリートアーチ橋「大宮橋」

愛媛県西条市に、日本一美しいコンクリートアーチ橋といわれる「大宮橋」があります。 大宮橋の完成は1927年(昭和2年)。橋長42.9メートル、幅員4メートルの鉄筋コンクリートのアーチ橋です。アーチリブと道路床板をつなぐ支柱上部の装飾や、支柱間の…

第38回インテリアコーデイネーター資格試験の問題を見て

9月から、某所でインテリアコーディネーターの一次試験対策講座の講師をしていました。先日の試験が終わり、生徒さんから問題用紙を見せてもらってびっくりです。 超・難しい~(>_<) 過去問を中心に授業をしていたのですが、そこから何問が役に立っただろう…

東京府名勝図絵にある辰野金吾氏の建物

縁があって、東京府名勝図絵という本(というか名所案内)をいただきました。明治45年の発行です。 表紙には馬に乗る軍人さんが描かれてあって、時代を感じます。 中をめくると、東京駅のような建物がありました。でも、よく見ると、広場に銅像があて、なん…

世界で一番素敵な夜空の教室

星が好きなかたに、この本をお勧めします。 「世界で一番素敵な夜空の教室」 空とか星、天体写真や絶景星空写真はたくさんありますが、この本は教室とうたっているだけあって、質問と答えが適格で面白いのです。 問い「そもそも星ってなんのこと?」 答え「…

村上春樹新刊 猫を棄てる

書店で新刊をチェックしていると、ムッとするタイトルを見つけました。 「猫を棄てる 父親について語るとき」村上春樹 ちょっと待った~!!猫をすてるって、それどういうこと?何で捨てるの? 猫好きの私にとっては憤懣やるかたないこのタイトルを、しかし…

オーマイティーフロアの不具合

2018年の4月に、パナソニックのオーマイティーフロアの不具合発生とその修理の記事を書きました。ただいま、2020年5月になってもその記事を探して来られるかたがいらっしゃるということは、全国の多くのお家で同じ症状が起きているのでしょう。 私…

バンクシーとは誰か

ちょっと前になりますが、カーサ・ブルータスの特集がなかなか良いです。 コロナによる巣ごもりの間、沢山の本を読むことができました。たまった雑誌も読んでしまえて、その中にカーサ・ブルータスの「バンクシーとは誰か?」というのがありました。読んだす…

文化財・まちづくり委員

こちらの建物ブログはずっと放置していたままでした。もし楽しみにしていらっしゃるかたがいればすみません。 今年は、愛媛県建築士会の文化財・まちづくり委員メンバーに推薦していただきました。古い建物をめぐる機会も増えるはず、なのですが、コロナの影…

松山城石垣に残る跡

愛媛県にある松山城は現存12天守のうちのひとつです。 お城にのぼりながら石垣を見ていると、模様のついた石があることに気が付きます。 寄贈した人の印でしょうか? そしてこれは、石を割った跡でしょうか? 石垣に刻まれた多くのロマン。 もっと探してみ…

愛媛県 白石の鼻巨石群

厳密にいうと、これは建物ではありません。でも、私が書くもうひとつのブログはお箏(こと)ブログなので、どちらかというとこっちのブログかなと思います。 ※お箏ブログはこちらです→ https://ameblo.jp/matsuyamamiyabi/ 伊予のストーンヘンジ・・・ともいえ…

今治市伊東豊雄建築ミュージアム シルバーハット

今治市伊東豊雄建築ミュージアムにあるシルバーハットのご紹介です。 これは伊東氏の自宅を移築した建物で、もともとは東京都中野区にありました。1980年代の伊東氏の代表作であり、1986年日本建築学会賞作品部門を受賞しています。伊東豊雄氏は、今…

伊東豊雄建築ミュージアム スティールハット

今治市伊東豊雄建築ミュージアムに行ってきました。 そこでびっくりしたのは・・・ 「かなり僻地にあって」「意外と小さい」ことでした。 観光案内とかパンフレットの写真だと、大きく見えるんですよね。 私が撮ったスティールハットの写真です。玄関ドアの…

Casa BRUTUS (カーサ ブルータス)

10月6日は、建築家・コルビュジエの生誕日。というわけで、愛媛県伊予市にある小さな私設図書館ではコルビュジエのDVDが上映されました。 そして、その図書館の持ち主である建築家の先生のコルビュジエの本が紹介されたのですが、その量が半端ではなくて…

雑誌「Cal 」 フランク・ロイド・ライト特集

本屋さんというのは、散財する危険性の高いところです。が、わかっていても立ち寄ってしまう場所でもあります。 昨日、ふらふら店内を歩いていると、こんな雑誌を見つけました。 Cal (キャル) うっかり、Casa(カーさ)かと思ってしまいました。字体が似て…

日土小学校のタイルの手洗い

8月11日は八幡浜市にある重要文化財・日土小学校の見学会でした。現在も使われている学校とあって、こういう見学会は夏・冬・春のロング休みの間に1回しかない貴重な1日です。とあって、行ってみると顔見知りの建築士数人と出会いました。 松村正恒建築の良…

建築家・末光弘和氏の講演会

10月26日(土)、建築家の末光弘和氏の講演会が愛媛県松山市で開催されます。 「風のかたち 熱のかたち 建築のかたち」 どうぞお出かけください。 新建築住宅特集 2015年4月臨時増刊 風のかたち 熱のかたち 建築のかたち 末光弘和+末光陽子/SUEP.の設計に…

日土小学校 2019年夏の公開のご案内

建物ブログのほうをすっかりご無沙汰してしまってすみません。あっという間に平成が終わり、令和の7月ももうそろそろ終わりになってしまいました。 建築家・松村正恒が設計し、平成21年6月に改修工事が完成した国指定重要文化財・八幡浜市立日土(ひづち)小…

浦辺鎮太郎設計の牧師館の見学会

耳寄りな情報が入ってきました。 浦辺鎮太郎が設計した西条栄光教会の牧師館が補修工事を終え、一般公開されることになりました。 2018年11月23日(金曜祝日)、24日(土)の2日間、10時~16時、場所は愛媛県西条市明屋敷236-10です。 …

みきゃんとダークみきゃんのいる愛媛県庁

みかん色の子犬「みきゃん」は愛媛県人に愛されるご当地キャラクターです。みきゃんをいじめることが大好きな「ダークみきゃん」は腐ったみかんから生まれたという妖怪人間並みの誕生秘話を持つ、バイキンマン的キャラです。 www.youtube.com この間、愛媛県…

「半分、青い。」に出てくる「そよ風の扇風機」にはモデルがありました。

NHKの朝ドラ「半分、青い。」では律くんと鈴愛ちゃんが「そよ風の扇風機」を開発中ですが、何とこの扇風機にはモデルがあったのです。 www.balmuda.com 「あの夏に浴びた風」を再現できないだろうかとはじまった扇風機づくり。計測してみると扇風機の風には…

コカ・コーラ おへんろボトル

コカ・コーラって、いろいろなボトルデザインを出しているのですね。普段はスーパーでしか買わないのであんまり気にしていませんでした。 でも、昨日高知に行って帰り道で自動販売機を見ていたら、お遍路さん仕様のを発見しました。250ミリのスリム缶で1…

高知県宿毛市の「泊り屋」という建物

高知県宿毛市で面白い建物を見ました。泊り屋(とまりや)という高床式の建物です。 幕末から明治にかけての建物で、地区の若者の社交場として建てられた建物です。今のように飲み屋さんがあったわけでもない昔、若者が騒いだり、男女が親の目を気にせずに知…

照明の向きで印象がずいぶん違います

リフォーム工事の中で、難しいと思うのが照明です。これはかなりの人がそうらしく、暗いと思われたら困る(クレームになる)ので、つい明るくしてしまいがちなのです。ほんと、その気持ちはよくわかります。お家の中の、本を読んだり新聞を読んだり、アイロ…

リフォームスタイリスト試験のその後

昨日フェイスブック申請をしてきた人がいまして、見ればリフォームスタイリストを教えた生徒さんでした。授業の最後に「フェイスブックでもブログでも、どこからでも探せますから」と伝えてはいましたが、探してもらえて嬉しいです。 みんなでリフォームスタ…