みやびの猫と建物ときどき日記

愛媛県に住む二級建築士兼インテリアコーディネーター、そしてヘリテージマネージャー(歴史的建造物保全活用資格者)です。気になった建物、好きなインテリア、趣味(箏と読書)、そしてうちの5匹の猫たちをご覧いただけたらと思います。

「半分、青い。」に出てくる「そよ風の扇風機」にはモデルがありました。

NHKの朝ドラ「半分、青い。」では律くんと鈴愛ちゃんが「そよ風の扇風機」を開発中ですが、何とこの扇風機にはモデルがあったのです。

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「あの夏に浴びた風」を再現できないだろうかとはじまった扇風機づくり。計測してみると扇風機の風には渦があるけれど自然の風にはありません。扇風機から渦をとることができたら自然の風と同じになるのではないだろうかと、ドラマでも考えて実験を重ねるシーンがありましたが、それはそのまま実際にあったことだったのです。

町工場で壁に風を当ててやわらかくしているのを見て扇風機風の渦をこわすことを思いつき、30人の子供たちが横に並んで歩いているうちに列がみだれる様子から二重構造の羽根を思いつき、従来の速さで羽根を回すのではなくゆっくり回すためにDCモーターを採用し、出来上がった実際のバルミューダ扇風機(グリーンファン)は爆発的に売れます。ということは、「半分、青い。」でもどんどん売れて会社も大きくなるのだろうと予想できるのですが、それはあと数回のドラマを見て楽しむことにしましょう。

それにしても、そよ風のような扇風機が本当にあるのなら、風を浴びてみたい気満々です。気持ち良いでしょうね(*^^*)