みやびの猫と建物ときどき日記

愛媛県に住む二級建築士兼インテリアコーディネーター、そしてヘリテージマネージャー(歴史的建造物保全活用資格者)です。気になった建物、好きなインテリア、趣味(箏と読書)、そしてうちの5匹の猫たちをご覧いただけたらと思います。

下芳我邸の襖の裏貼りは貴重な新聞

下芳我邸(しもはがてい)

愛媛県喜多郡内子町にある、明治中期の商家を改装した「下芳我邸」はとても趣のある建物で、登録有形文化財になっています。

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お昼はお蕎麦屋さんになっていて、ここで食べられる蕎麦はとても美味しいのです。

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昨日ここでランチを食べたあと、他にお客さんがいなかったので、1階の部屋の中の説明を聞かせてもらいました。

写真の襖に新聞が貼られていることにお気づきでしょうか?襖を貼り換えよう剥いだときに下から出てきた新聞だそうです。

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近くで見るとこうなっています。

何と、この写真の一番下の少年は昭和天皇です。ということは、中央は大正天皇、そして女性は大正皇后。何て貴重な裏貼りなんでしょう。

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内子には、行くたびに新発見がある気がします。

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気になるかたはお出かけください。下芳我邸建物の東隣に駐車場があります。

愛媛県喜多郡内子町1946 

 

内子町のまちづくり―住民と行政による協働のまちづくりの実践
 
旅祭写真集・内子座

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