みやびの猫と建物ときどき日記

愛媛県に住む二級建築士兼インテリアコーディネーター、そしてヘリテージマネージャー(歴史的建造物保全活用資格者)です。気になった建物、好きなインテリア、趣味(箏と読書)、そしてうちの5匹の猫たちをご覧いただけたらと思います。

「高齢社会と住環境」セミナーに行きました

福祉住環境コーディネーターの試験勉強

福祉住環境コーディネーターの勉強をしたのはインテリアコーディネーターの勉強をしたのと同時期でしたから15年ほども前のこと。これは、当時から相当難しいといわれていたインテリアの試験だったのでついでに関連資格をとっていたら良いのかも・と思ったからです。少なくとも福祉住環境のほうは図面を描く試験はありませんしね。

この辺のことは以前も書いていますので、よろしければお読みください。

miyabinoie.hatenablog.com

ポリテクセンターの「高齢社会と住環境」の勉強

今日はポリテクセンターの主催の「高齢社会と住環境」の勉強会でした。内容は主に福祉住環境を意識した住宅の改装で、これが内容が濃くて勉強になって、とても良かったです。

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定員10名のところ本日の受講者は4名。住宅系の仕事をしている人ばかりだったので、先生からの質問もどんどんと出て、とても眠たくなる暇はありませんでした。

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トイレのドアを開けるという動作について

例えば、トイレの開き戸を開けるという動作を細かくわけるとこうなるのです。

ドアの前に立つ→照明をつける→ドアノブを握る→ドアノブをまわす→からだを後ろにさげる→ノブを引く→・・・と、延々と動作の描写が続くのです。このシーンを想像できなければ、リフォームアドバイザーはそのシーンごとに必要なアドバイスができないことになります。

細かいですよね。普段のリフォーム工事ではここまで順序立てて考えていませんが、そうしたことをきちんと教わると、普段の仕事を考えなおすきっかけになります。

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それから、この講座の良いところは、座学だけでないことです。杖(つえ)の話になれば、こういう種類のものがあると、実際のものを見せてくれます。

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この講習は3時間×5日のものです。今回は人数が少なめでしたが、知名度があがれば受講希望者が増えるかもしれません。

というか、増えていってほしいです。来週からはさらにスピードアップをして授業をするそうなのですが、沢山の勉強をするつもりで頑張ります(*^^*)

これから福祉住環境コーディネーターを受けようというかた、福祉住環境の資格をお持ちだけれどフォローがなくて不安なかた、資格取得には興味はないけれど勉強はしたいというかた、ポリテクセンター愛媛の講座をぜひご注目くださいませ。 

福祉住環境コーディネーター検定試験 2級過去問題集2018年版

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福祉住環境コーディネーター検定試験 3級過去問題集2018年版

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バリアフリー住宅読本[改訂新版]: 必携 実例でわかる福祉住環境

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