猫の避妊手術におもう
これからほぼ1時間後、白い子猫を連れて家を出ます。行き先は動物病院です。
子猫の避妊手術をしなければならないのです。今朝はご飯も水もやってはいけないので、お腹が空いているだろうと思いつつも何もやっていません。部屋でバタバタと走り回っている音が聞こえます。さぞ喉も乾くでしょう。
昨年8月に生まれた子なので約7か月です。まだまだ身体も小さくて声も子猫の声なのですが、でも発情期を迎えてそれはそれは大きな声で鳴きます。夫が自宅で仕事をしているのでその声は騒音にしかならず、手術をしなければとなりました。
(寝ているときはとっても静かなのに)
子猫のほうからいうと、とんでもなく理不尽なことですよね。お母さんや姉妹と走り回っていたところからさらって来られ、部屋で監禁されて慣れたころに同意も無く手術なのですから。でも、ごめんなさいというしかありません。将来の母性を奪い、子どもを育てるという楽しみ(だろうか?)を奪い、一生子猫の性質を残すのはひとえに人間側の都合ではありますが、そのかわりに一生大事にするからねと心の中で約束します。
ジルベール。次はこの子の手術です。子孫を残したいほど可愛いのですが、ごめんなさいね。