鞆の浦へ向かう旅 3
鞆の浦というと、崖の上のポニョの元になった海ね、という人はジブリファン。箏曲家・宮城道雄が作曲した「春の海」はこの海ですね、という人はお箏好きでしょうか。ちなみにみやびはどちらにも当てはまります(*^^*)
風もなく、穏やかな海でした。ううむ、こんなに穏やかなら、春の海は相当にゆったりと弾かなければという感じです。
常夜燈のすぐ近くには、「いろは丸展示館」があったのですが、坂本龍馬よりも古民家のほうに興味のある私は迷わず重要文化財・太田家住宅へ。
(この白壁の建物がいろは丸展示館。龍馬好きな人は行きたい場所のようです)
(いろは丸展示館のすぐ近くにある太田家住宅)
江戸時代から明治時代にかけて保命酒の製造販売で財をなした太田家建物が復旧整備され公開されています。ヘリテージマネージャーの勉強でも、修理だけではなくその活用を考えなければいけないとされているもので興味津々です。
(このタイル壁にこの普通のタイルはイマイチな気が(^_^;))
そして、私が行ったときにはちょうど雛祭りの飾り付けがされていて、一種独特の雰囲気を醸し出していました。
(下にはお箏が飾ってあります)
(市松人形たちのお食事会)
歴史ある建物と古い人形たちって、凄みのある組み合わせですね。夜な夜な囁き声が聞こえ、お囃子が聞こえたところで不思議ではないように思います。
鞆の浦はこれからしばらくお雛様が飾られるようです。いつか訪ねてみたいと思われるかたにはお勧めです。