みやびの猫と建物ときどき日記

愛媛県に住む二級建築士兼インテリアコーディネーター、そしてヘリテージマネージャー(歴史的建造物保全活用資格者)です。気になった建物、好きなインテリア、趣味(箏と読書)、そしてうちの5匹の猫たちをご覧いただけたらと思います。

インテリアコーディネーターは自宅で失敗します 2

インテリアコーディネーターはペンダントを自宅に吊るして失敗しました

インテリア雑誌を見ると、テーブルの上におしゃれなペンダントが下がっていますよね。インテリアコーディネーターとしては、この高さを身をもって体験したいと思い、自宅のダイニングテーブルの上にあったシャンデリアをペンダントに取り換えしました。吊るす間隔も考えたかったので、天井にはライティングレールを付けています。照明器具自体に調光つまみもあって、これは使い勝手も良いだろうとほれぼれ・・・

・・・したのは、私だけでした。家族には「暗い」と大不評。

といいますのも、このダイニングテーブルは台所中央という作業スペースの真ん中に置かれているのです。今まで台所天井から光を投げかけていた照明器具がなくなり、低い位置にとりつくと、台所全体が暗くなってしまいました。食器棚の中を見るのでさえ暗いという事態に陥ってしまいました。

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これを≪失敗≫と呼びます。包丁を使うスペースなのですから、明るいほうが安全ですよね。ただ、救いとしてはシンクに手元照明があるので何とかなっています。

これを打開するには天井に照明器具を付けないといけないのですが、まあいいかと思ったまま10年以上が過ぎています。

もし皆様がインテリアコーディネーターに照明の相談をしたときに「ペンダントだけでは暗いですよ。ここでは作業はしませんか?本当に大丈夫ですか?。」とずいぶん丁寧な心配をされたら、自宅で何かやらかしているのかもしれません(笑)